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【2024年版】ホームぺージ制作の費用、安い制作会社と高い制作会社の違い

ホームページのイメージ画像

ホームページ制作を検討する際、気になるのが費用ですよね。
同じようなサービスでも、制作会社によって料金が大きく違ってきます。
なぜこのような差が生まれるのでしょうか?
今回は、安い制作会社と高い制作会社の違いについて、詳しく解説していきます。

なぜホームページ制作費に差が出るのか?

ホームページ制作費に差が出る理由は、様々です。
一言で「ホームページを作る」と言っても、その内容や規模、機能、デザイン、そして制作会社によって、必要な作業量や技術が大きく異なります。
ホームページ制作費に差が出る理由は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

1.デザインのクオリティ

■安い制作会社
既製のテンプレートを使用して制作するため、比較的短期間で低コストで制作できます。
テンプレートによっては、無料のものや月額料金が比較的安いものもあり、長期的な運用コストを削減できます。
デザインやコーディングの知識がなくても、直感的な操作でホームページを作成できるテンプレートが多くありますので専門知識がなくても始められます。

■高い制作会社
オリジナルデザインで一から制作するため、費用は高くなりますが、特定の機能やデザインに制限されることなく自由にカスタマイズできるため、他社との差別化を図ることができます。
テンプレートデザインでは表現しづらい、企業独自のブランドイメージや世界観を表現できますので、ブランド認知度向上にも繋がります。
また、オリジナルデザインでは、SEO対策に最適な構造やコンテンツ配置を自由に設計できるため、SEO対策においても効果的です。

2.機能の豊富さ

■安い制作会社
お問い合わせフォーム、会社概要、サービス紹介など、一般的なホームページに必要な機能は搭載されますが、基本的な機能のみで標準機能以外の追加機能については別途費用が発生することが一般的です。
テンプレートの範囲内でしかカスタマイズできないため、自由度は低い傾向にありますが、オリジナルデザインに比べて大幅に費用を抑えることができます。
専門知識がなくても簡単に制作する事ができ、比較的短期間でホームページを公開できます。

■高い制作会社
テンプレートに縛られず、完全オリジナルのデザインで制作できるため、企業のブランドイメージやサービスに合わせた細やかなカスタマイズが可能です。
UI/UXを意識した直感的な操作性や見やすいレイアウトを実現できたり、 EC機能や会員登録機能、予約システムなど、高度な機能も柔軟に対応していて、将来的に機能を追加したり、デザインを変更したりする場合にも対応できます。

3.サポート

■安い制作会社
質問への返信や修正依頼への対応が遅く、メールやチャットでの対応が中心で、電話でのサポートがない場合もあります。
修正範囲も軽微な修正に限定されることが多く、問題が発生した際の改修は追加費用になる場合がほとんどです。
また、納品後は、基本的に自己責任で運用することが求められます。
運用サポートやSEOコンサルティングがほとんどないという事もあります。

■高い制作会社
担当者がつくため、質問やトラブル発生時など迅速に対応してもらえます。
メールだけでなく電話でのサポートも受けられる場合が多く、納品後もコンテンツの更新、システムのアップデート、不具合時の即時対応など、きめ細やかなサポートが受けられます。
セキュリティ対策を行いウェブサイトの安全性を確保してくれるだけでなく、Google アナリティクスなどのアクセス解析ツールを用いて、サイトのアクセス状況を分析し、SEO改善策を提案するなど、今後のウェブサイトの成長に向けた戦略について専門家と一緒に検討することができます。

ホームページ制作費用の相場と内訳

ホームページ制作費用は、サイトの規模や機能、デザインの複雑さなどによって大きく変動します。
一般的に、以下のような要素が費用に影響を与えます。

ホームページ制作費用の相場と内訳

1.サイトの規模とページ数

小規模サイト(5ページ程度)20万円~50万円
企業紹介、サービス紹介、お問い合わせなど、基本的な情報のみを掲載するサイト。

中規模サイト(15~30ページ程度)100万円~200万円
企業規模が中規模以上の会社が持つようなサイトで複数の事業紹介や商品紹介、採用情報やブログ、ニュース記事など、比較的多くの情報を掲載するサイト。

大規模サイト(300ページ程度)500万円~
大規模なコーポレートサイトやECサイト、ポータルサイトなど、非常に多くの情報を掲載するサイト。

2.デザインの複雑さ

テンプレート利用
比較的安価で短期間で制作可能。

オリジナルデザイン
デザインの自由度が高く、費用も高くなる傾向。

レスポンシブデザイン
スマートフォンやタブレットに対応したデザインで、費用がプラスされる場合がある。

3.機能の複雑さ

基本的な機能
お問い合わせフォーム、ブログ機能など

ECサイト機能
商品の販売・決済サービス機能

会員登録機能
会員向けのサービス提供(ログイン機能やマイページ機能など)

その他
採用特設サイトの設置等のカスタム機能

4.制作会社の種類

制作会社
企画からデザイン、コーディングまでを一貫して行う

フリーランス
個人のデザイナーやプログラマーに依頼

5.その他の費用

ドメイン取得費用
一般的なドメイン(.com, .netなど)の場合、年間で1,000円~3,000円程度
国別ドメイン(.jp, .co.jpなど)の場合は、年間で3,000円~5,000円程度

サーバー費用
レンタルサーバー:月額100円~数千円
VPSサーバー:月額数千円~数万円
専用サーバー:月額数万円~

保守費用: 月額5,000円~2万円程度
一般的にホームページ保守管理費に含まれるもの
 ・サーバー費用:ウェブサイトを公開するためのサーバーのレンタル費用
 ・ドメイン費用:ドメイン名の維持費用
 ・バックアップ費用:データのバックアップ費用
 ・セキュリティ対策費用:ウイルス対策や不正アクセス対策費用
 ・更新費用:コンテンツの更新、デザイン変更などの費用

費用内訳の例

・企画・設計
 サイトの目的、ターゲット層、コンテンツ構成などを決定
・デザイン
 デザインの作成、修正
・コーディング
 デザインをHTMLやCSSなどのコードに変換
・コンテンツ制作
 文章作成、画像制作
・SEO対策
 検索エンジンで上位表示されるように対策
・テスト・修正
 完成したサイトの動作確認と修正

安い制作会社と高い制作会社、どちらを選ぶべき?

ホームページ制作会社を選ぶ際、安さだけに目がいきがちですが、本当に重要なのは「費用対効果」です。

安い制作会社と高い制作会社、どちらを選ぶべきかは、その時の状況や、ホームページに求めるものによって異なります。
それぞれのメリットデメリットを考慮して、自社に合った制作会社を選びましょう。

選定のポイント

予算:どれくらいの費用をかけられるか。
納期:いつまでに公開したいか。
デザイン:どの程度のデザインの自由度を求めるか。
機能:どんな機能が必要か。
サポート:どのようなサポート体制を求めるか。

安い制作会社が向いているケース
費用を重視したい:予算が限られている場合。
短納期で制作したい:短期間でウェブサイトを公開したい場合。
シンプルなウェブサイトで十分:特に凝ったデザインや機能は必要ない場合。

高い制作会社が向いているケース
オリジナルデザインのウェブサイトを作りたい:他社と差別化したい場合。
長期的にウェブサイトを運用したい:継続的なサポートが必要な場合。
SEO対策など、専門的なサポートを受けたい:専門的な知識や経験が必要な場合。

注意すべき点

安い制作会社の場合:
将来的に機能を追加したり、デザインを変更したい場合、追加費用がかかる可能性があります。
サポート体制が十分でない場合があり、トラブル発生時に対応が遅れる可能性があります。

高い制作会社の場合:
予算が限られている場合は、費用が負担になる可能性があります。

費用を抑えつつ高品質なホームページを作るには?

ホームページ制作の選択肢は多様化しており、費用対効果の高い制作方法も数多く存在します。
事前の企画段階で、目的やターゲット、機能、デザインの方向性などを明確にすることで、無駄な費用を削減することができます。

1.自社でできる事は自社でする
 原稿の作成や画像の準備、サーバーの契約など、自社でできることは自社で行うことで費用を削減できます。

2.必須機能、ページ数を絞って制作する
 すべての機能やページが必ずしも必要とは限りません。自社の目的に合った機能とページ数に絞ることで、制作コストを削減できます。
 
3.デザインはシンプルに
 シンプルなデザインでも、しっかりと情報を伝えることは可能です。むしろシンプルな方が伝わりやすい場合もあります。デザインをシンプルにすることで、デザイン費用を削減できることもあります。
 
4.CMSの利用をする
 WordPressなどのCMSを活用することで、専門的な知識がなくても、比較的簡単にホームページを作成できます。また、多くの無料テーマやプラグインが提供されているため、初期費用を抑えて制作することができます。
 
5.SEO対策をする
 SEO対策を意識した設計にすることで、集客力向上につながり、結果的に費用対効果を高めることができます。

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まとめ

ホームページ制作は、一括りに「安い」や「高い」と判断できるものではありません。

比較的安価な制作会社では、テンプレートを利用したり、機能を限定することでコストを抑えている場合が多く、短納期で制作できるというメリットがあります。
一方、高額な制作会社では、完全オリジナルのデザインや、高度な機能の実装、そして継続的なサポートなどを提供しています。

どの制作会社を選ぶかは、自社の予算や、ホームページに求めるものによって異なります。

短期的な視点で、まずは簡単なホームページを作りたいという場合は、比較的安価な制作会社がおすすめです。
長期的に成長を見据えて、競合他社との差別化を図りたいという場合は、しっかりとお金をかけて制作するのも一つの選択肢です。
費用対効果を最大限に引き出すためには、事前にしっかりと計画を立て、自社のニーズに合った制作会社を選ぶことが重要です。

例えば、
「3ヶ月以内にシンプルなコーポレートサイトを立ち上げたい」
「採用特設サイトを開設し、採用強化をはかりたい」
など、具体的な目標を定めて、それに合った制作会社を探しましょう。

もしホームページ制作について、悩みや課題をお抱えの企業様がいらっしゃいましたら、お気軽にデジタルダイブまでご相談ください。貴社の目標達成をサポートいたします。