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どのタイミングがベスト?ホームページのリニューアルのタイミング3つ

リニューアルのイメージ画像

ホームページを運営する上で大きな悩みである「リニューアルのタイミング」。

作ってから3~5年ほど経つと、運用自体はできているけど…なんとなくデザインの古さや使い勝手の悪さを感じることもあるかと思います。
ただ、「リニューアルしよう!」と思っていても費用もかかりますし、急ぎではない場合だと余計に迷いますよね。

そこで今回は「どのタイミングがベスト?ホームページのリニューアルのタイミング3つ」をテーマに、具体的なリニューアルに踏み切るタイミングについてご紹介。
また、「なんとなく新しくしたい!」よりも、明確な目標を持てるようリニューアルにおける事前準備についても紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

1.会社の成長・戦略が変わるとき
→事業フェーズに合わせたリニューアル

「戦略」のイメージ画像

ホームページは、単なる企業のカタログではなく、事業戦略を体現する「顔」であり、最前線の営業ツールです。
そのため、会社の経営方針や事業フェーズに大きな変化があったときこそ、リニューアルの最も重要なタイミングと言えます。もう少し具体的に紹介していきます。

① 新しいターゲット顧客の獲得を目指すとき

これまで特定の地域や業種に絞ってビジネスをしていた企業が、市場を拡大する際、ホームページのトーン&マナーやコンテンツを根本から変える必要があります。

例えば、愛知県内でBtoC(消費者向け)の住宅リフォーム事業をしていた会社が、新たにBtoB(企業向け)の商業施設設計に参入するとします。
その場合、ターゲットが「一般家庭の主婦・夫」→「企業の施設管理者・経営層」に変わるため、親しみやすいデザインから実績と信頼性を重視したデザインへ、また、コンテンツも「価格」中心から「導入事例と技術力」中心へと作り替える必要があります。

② 企業の理念や提供価値を再定義したとき(ブランディング変更)

M&A(合併・買収)や、創業〇周年といった節目に、企業がミッションやビジョンを刷新するケースです。古いホームページのままでは、新しいブランドイメージや企業文化を伝えることができません。
定期的にリニューアルをすることで、企業としての信頼性や先進性を印象づけ、顧客や採用候補者に新しいブランドメッセージを深く浸透させることができます。

実際多くあるパターンで、周年イベントに合わせてリニューアルサイトの公開をしたい企業様は多くいらっしゃします。
また、システム的な変更などが必要なくても、のちに紹介する「デザインの時代遅れ」を防ぐために定期的にリニューアルができると理想的です。

③ 主力サービスや商品の提供方法が変わるとき

サブスクリプション(定額制)モデルへの移行、オンラインでの予約・販売の導入、あるいは主力商品の入れ替えなど、収益の柱が変わったときもリニューアルの好機です。

ホームページ上で新しいサービスの流れ(ユーザーフロー)を最適化し、新しい収益モデルに合わせたコンバージョン(成約)がスムーズに発生するよう、システムや導線を設計し直します。

この場合、サイトを丸々リニューアルする場合もあれば、大枠は変えずに
・新規サービスページの追加と
・TOPページのメインビジュアル周辺のデザイン刷新
のみを行う場合も多いです!

このように会社の成長や戦略の変更に合わせてリニューアルを行う最大のメリットは、ウェブサイトとビジネスの方向性が一致し、投資対効果(ROI)が最大化される点です。新しい戦略に合致した明確なメッセージと導線を持つことで、顧客獲得の精度が格段に向上します。

2.デザインやシステムが時代遅れになったとき
→見た目の機能の老朽化対策

「デザイン」のイメージ画像

企業の戦略が変わっていなくても、ホームページは時間とともに「老朽化」していきます。特にインターネット技術の進化は速いため、数年放置するだけで、機能面やデザイン面で大きな支障が出始め、顧客体験を損なう原因となります。

デザインに関しては、一般的に3〜5年程度でいわゆる古いデザイン(劣化)になるといわれています。

そのうえで、老朽化がもたらす具体的な問題点についても紹介していきます。

① モバイルフレンドリーではない(レスポンシブ非対応)

現在、ほとんどのユーザーはスマートフォンからウェブサイトを閲覧します。もしホームページが、PC画面のサイズをそのまま縮小したようなデザインのままで、スマートフォンで見づらい状態(レスポンシブ非対応)であれば、これはリニューアルを検討すべき最も明確なサインの一つです。

また、Googleはモバイル対応を重要なランキング要素としています。非対応のサイトは検索順位が下がるリスクがあり、ユーザーの離脱率も高くなります。

② セキュリティ対策が不十分になったとき

古いシステム(CMSのバージョンが古い、SSL化されていないなど)を使い続けていると、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まります。これは企業の信頼を根底から揺るがす深刻な問題です。
サイト訪問者に「危険なサイト」という警告が表示されたり、実際に顧客情報が漏洩したりする事態になりかねません。

③ ブランドイメージの陳腐化

デザインのトレンドは数年で大きく変わります。古い配色、フォント、複雑なナビゲーション(メニュー)は、企業が提供するサービスや商品の「先進性」や「信頼感」を損ないます。

単純にITや先進性を強みとしている企業のホームページが古い場合、ユーザーから見ると「本当かな?」と疑問を持たれます、、

このように技術的・デザイン的な老朽化対策のリニューアルは、目に見える成果(売上増)よりも、「リスクの回避」「ブランド価値の維持」という側面が大きいです。ユーザーにストレスのない体験を提供し、Googleの評価基準を満たし続けることで、長期的に安定した集客基盤を築くことができます。

3.サイトの効果をさらに上げたいとき
→成果指標(KPI)からの判断

「KPI」のイメージ画像

企業の戦略や技術的な問題がなくとも、「攻め」の姿勢としてリニューアルを検討すべきタイミングがあります。それが、現在のウェブサイトの成果指標(KPI)が頭打ちになっている、または目標に達していないとデータが示しているときです。ホームページのパフォーマンスは、アクセス解析データを通じて明確に把握できます。

そのうえで、データが示すリニューアルのサインについて説明していきます。

① コンバージョン率(CVR)の低迷

最も重要な指標がコンバージョン率です。アクセス数は十分あるにもかかわらず、問い合わせや資料請求、購入といった最終的な成果に繋がる割合が低い場合、デザインや導線に致命的な問題がある可能性があります。

具体的な対策

問い合わせフォームまでの動線を短縮する
サイトの読み込み速度を速くする
サービスのメリットを強調したランディングページ(LP)を刷新する など

② 直帰率の異常な高さと滞在時間の短さ

ユーザーがサイトを訪問してすぐに(ほとんど何も見ずに)離脱してしまう割合(直帰率)が高い、または平均滞在時間が極端に短い場合、ユーザーが求めている情報とサイトの内容がマッチしていないか、サイトの読み込み速度が遅いなどの技術的な問題が考えられます。

具体的な対策

ユーザーが求めている情報を掲載する(タイトルと内容を合致させる)
サイトの読み込み速度を速くする など

③ SEO対策が限界に達したと感じるとき

コンテンツを増やし、SEO対策を続けているにもかかわらず、検索順位が頭打ちになり、競合サイトとの差が縮まらない場合。

具体的な対策

例えば名古屋市内で特定の専門サービス(例:税理士、ITコンサルティング)を提供している企業が、「名古屋 〇〇」というキーワードで検索順位のトップ3の壁を越えられない状況だとします。
この場合、単なるコンテンツ追加だけでは不十分で、サイト構造の抜本的な改善や、E-E-A-T(専門性・権威性・信頼性)を強化するためのデザインと情報の配置を含む大規模なリニューアルが必要になることがあります。

このようにデータに基づきリニューアルを行う最大のメリットは、「なんとなく」ではなく「根拠」を持って改善できることです。明確な目標(例:CVRを現在の1.5%から2.5%に上げる)を設定し、その目標達成に特化した施策を講じることで、リニューアルを「投資」として捉え、具体的なビジネス成果へと結びつけることができます。

おまけ:リニューアルを「成功」させるための準備事項

ホームページのリニューアルは、多額の投資と時間を要するプロジェクトです。
「タイミングが来たから」といってすぐに実行に移すのではなく、成功確率を最大化するために、事前にしっかりと準備を行うことが極めて重要です。この準備こそが、リニューアルを単なる「費用」ではなく「未来への投資」に変えます。

準備事項①:リニューアルの「目的」と「目標」を明確化する

リニューアルのプロジェクトで最も失敗しやすいのは、「かっこよくする」「スマホ対応にする」といった手段を目的化してしまうことです。必ず、達成したい具体的なビジネス目標を設定しましょう。

具体的な例

・新しいターゲット層(若手エンジニア)の採用を強化したい
・主力商品のオンライン販売を30%伸ばしたい
・問い合わせフォームの通過率(CVR)を2%から3%に改善する
・直帰率を30%以下に抑える など

準備事項②:現状のコンテンツの棚卸しと優先順位付け

既存サイトの全コンテンツ(ページ、画像、資料など)をリストアップし、「残すもの」「修正するもの」「削除するもの」を明確に分けます。特に成果に貢献しているページは、リニューアル後もその強みを活かせるように設計を考慮する必要があります。

準備事項③:ターゲット顧客の「理想の体験」を設計する

新しいサイトのデザインや機能は、「誰に(ターゲット)」「どう行動してほしいか(ゴール)」に基づいて設計する必要があります。

例として愛知県内の工場をターゲットにした部品サプライヤーであれば、ターゲットの「仕入れ担当者」は製品の納期とスペックを最優先で知りたいはずです。リニューアルの要件定義で、「トップページから製品カタログと在庫・納期確認フォーム2クリックでアクセスできる」といったユーザー体験(UX)の基準を具体的に設定しておく必要があります。

準備事項④:リニューアル後の「運用体制」と「予算」を確保する

ホームページのリニューアルはゴールではなくスタートです。サイトを公開した後も、データ分析に基づいた改善(PDCA)を継続しなければ、投資対効果は得られません。
そのため、リニューアル後のコンテンツ更新を社内の誰が担当するか、アクセス解析SEOの改善を外部に委託するか、月々の運用費を予算に組み込んでいるか、といった運用体制を事前に決めておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。ホームページのリニューアルは、単なるウェブサイトの作り替えではなく、未来のビジネス成果に向けた重要な投資です。本コラムでは、リニューアルを検討すべき主要な3つのタイミングについて解説しました。

貴社にとっての最適なリニューアル時期は、この3つのタイミングのうち複数が重なったとき、あるいは企業の成長戦略上、避けて通れないと判断したときです。特に、システムの老朽化などは、セキュリティリスクという「緊急性の高い問題」を伴うため、放置は避けなければなりません。

もし、「現在のホームページが、会社の新しい戦略や成長スピードに合っていない」「アクセス解析を見ても、どこから手をつけていいか分からない」と感じたのであれば、まさに今がリニューアルを検討する最適なタイミングかもしれません。ぜひ一度、専門家であるデジタルダイブにご相談ください。貴社のビジネス目標達成に直結する、戦略的なウェブサイト構築をサポートいたします!

まずはお気軽にご相談ください。