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【あなたは大丈夫?】ホームページが古いまま放置すると何が起きるのか?

放置されたスマートフォン

「数年前に作ったきり、内容が変わっていない」「スマートフォンの表示が崩れているけれど、そのままにしている」といった状況に心当たりはありませんか。日々の業務に追われていると、自社のサイトを客観的に見る機会は少なくなってしまいがちです。特に中小企業の経営者やWEB担当者の方からは、「とりあえず公開しているから大丈夫だろう」という声を聞くこともあります。

しかし、インターネットの世界は数年単位で劇的な変化を遂げています。技術的な標準が変わるだけでなく、ユーザーが情報を探す際のマナーや、検索エンジンが評価する基準も刻一刻とアップデートされています。古いまま放置されたホームページは、単に見た目が古臭いというだけでなく、目に見えないところで会社の信用を削り、本来得られるはずだった利益を逃し続けている可能性があります。

例えば名古屋という競争の激しいエリアでビジネスを展開している場合、顧客は必ずと言っていいほど他社と自社のサイトを比較します。その際、一方は最新の情報が整い、スマートフォンでも見やすい設計になっており、もう一方はいつ更新されたか分からない古いサイトであれば、どちらが選ばれるかは明白です。放置されたサイトがもたらす具体的なリスクを知ることで、今後のWEB運用の在り方を考えるヒントが見えてきます。

検索結果から姿を消してしまうSEO上のリスク

ホームページを放置することの最も大きな実害の一つが、検索順位の下落です。SEO(検索エンジン最適化)において、情報の鮮度やサイトの技術的な健全性は非常に重要な指標となっています。Googleなどの検索エンジンは、ユーザーに対して「正確で、最新で、使い勝手の良い情報」を提供することを最優先しています。そのため、数年間更新がないサイトは「活動実態が不明な情報源」と判断され、検索結果の順位を大きく下げられてしまうのです。

特に、ホームページ制作から時間が経過しているサイトに多いのが、モバイル対応(レスポンシブデザイン)の不備です。現在、WEBサイトの閲覧の主流はスマートフォンに移っています。Googleも「モバイルファーストインデックス」という仕組みを採用しており、スマートフォンで正しく表示されないサイトの評価を著しく低く設定しています。PCで見れば問題なくても、スマホで文字が小さすぎたり、メニューが動かなかったりするだけで、検索結果の圏外に追いやられる可能性があるのです。

また、古いサイトは読み込み速度も遅くなりがちです。高画質すぎる画像をそのままアップロードしていたり、古いスクリプトが動作を阻害していたりすると、ページが表示されるまでに数秒の待ち時間が発生します。ユーザーは待ってくれません。表示に3秒以上かかると半数以上のユーザーが離脱すると言われており、これも検索エンジンからの評価を落とす大きな要因になります。

放置サイトが抱えるSEOと技術的な課題

放置されたホームページが具体的にどのような問題を抱えているか、主なものを挙げます。

  • SSL化(URLがhttpsから始まる設定)がなされておらず、ブラウザで「保護されていない通信」と警告が出る
  • 文字サイズやボタンの間隔が古いままで、スマートフォンの指での操作に適していない
  • 以前の担当者が導入した古いプラグインやシステムが、現在のセキュリティ基準を満たしていない
  • 最新の検索エンジンが好む「構造化データ」などが設定されておらず、情報が正しく伝わらない
  • リンク切れや画像が表示されない箇所が増えており、ユーザーの利便性を損なっている

これらの問題を放置したままでは、どんなに素晴らしいサービスを持っていても、インターネット上で見つけてもらうことすら困難になります。SEOは一度順位が下がってしまうと、回復させるまでに相応の時間と労力を要します。手遅れになる前に、現在の技術基準に合わせたWEB制作の見直しを行うことが、長期的な集客力を守ることに繋がります。

顧客の信頼を損なうブランドイメージの低下

ホームページは、インターネット上における「会社の顔」であり「24時間働く営業マン」です。しかし、古いまま放置されたサイトは、時に不誠実な印象を顧客に与えてしまいます。例えば、お知らせの最終更新日が3年前で止まっている会社を見て、顧客はどう感じるでしょうか。「この会社、今もちゃんと営業しているのかな?」「IT関係に疎い、古い体質の会社なのかな?」と不安を感じさせてしまうのは、ビジネスにおいて大きなマイナスです。

特に名古屋のような都市部では、多くの企業がデジタル化を進めています。競合他社が洗練されたデザインで自社の強みを分かりやすく伝えている中で、自社だけが10年前のようなデザインのままだと、それだけで比較検討の土台から外されてしまいます。人は視覚的な情報から受ける印象に強く左右されます。中身(商品やサービス)がどれほど良くても、外見(ホームページ)が整っていないだけで、その価値が正しく伝わらないのは非常にもったいないことです。

また、情報が古いことによるトラブルも無視できません。数年前の価格設定が残っていたり、現在は提供していないサービスが掲載されたままになっていたりすると、問い合わせがあった際に「サイトと違うじゃないか」というクレームに発展することもあります。情報の正確性は、企業としての誠実さを示す第一歩です。

ユーザーが離脱を決める「古いサイト」の特徴

顧客がサイトを訪れた際、以下のような要素を目にすると、即座に「信頼できない」と判断してブラウザを閉じてしまう傾向があります。

  • デザインが一昔前の流行(派手なフラッシュアニメーションや小さな文字など)のまま
  • お問い合わせフォームが使いにくく、今の時代に必須のプライバシーポリシーの記載が曖昧
  • 代表者の挨拶や社員紹介の写真が明らかに古く、現在の活気が伝わってこない
  • 掲載されている地図が古く、移転前の住所のままになっている
  • ブログやニュースの更新が数ヶ月、あるいは数年も途絶えている

このように、古いホームページを放置することは、単に集客できないだけでなく、会社が築いてきた信頼を壊してしまうリスクを孕んでいます。既存の顧客であれば事情を知っているかもしれませんが、初めてあなたの会社を知る「未来の顧客」にとって、ホームページの情報がすべてです。その第一印象を改善することは、新規顧客獲得のハードルを下げるために最も効果的な投資と言えるでしょう。

セキュリティ事故という致命的な落とし穴

ホームページの放置において、最も恐ろしいのがセキュリティ上のリスクです。WEBの世界では、日々新しいサイバー攻撃の手法が生み出されています。古いホームページを動かしているシステム(CMSやサーバーのプログラムなど)に脆弱性が見つかった場合、適切にアップデートを行っていないサイトは、ハッカーにとって格好の標的となります。

サイトが改ざんされると、自社の情報を書き換えられるだけでなく、訪れたユーザーをウイルスに感染させたり、フィッシングサイトへ誘導したりする「攻撃の踏み台」に利用されることもあります。また、もしお問い合わせフォームを通じて顧客の個人情報を扱っている場合、その情報が流出するような事態になれば、損害賠償や社会的な信用の失墜など、取り返しのつかないダメージを負うことになります。

「うちのような小さな会社のサイトなんて狙われないだろう」という考えは非常に危険です。現代のサイバー攻撃の多くは、特定の企業を狙い撃ちにするのではなく、プログラムを使ってインターネット上の脆弱なサイトを自動で探し出しています。古いシステムを使い続けることは、いわば「鍵の壊れたドアを放置している」のと同じ状態なのです。

セキュリティを維持するために必要な管理項目

安全なホームページ運用を続けるためには、制作後のメンテナンスとして以下のような対応が求められます。

  • WordPress(ワードプレス)などのシステム本体やプラグインを常に最新バージョンに更新する
  • サーバーのOSやPHPなどのプログラム言語のバージョンを、サポート期限内のものに保つ
  • SSL化を確実に行い、通信の内容が盗み見られないように暗号化する
  • 不要な管理者アカウントを削除し、パスワードを複雑で推測されにくいものに設定する
  • 万が一に備えて、定期的にサイト全体のバックアップを外部に保存しておく

こうした専門的な管理を社内だけで完結させるのは、非常に難易度が高い作業です。特に専任の担当者がいない場合は、どこまでが安全で、どこからが危険なのかを判断することすら困難でしょう。だからこそ、ホームページ制作の段階から「作って終わり」ではなく、継続的にセキュリティを守ってくれるパートナーを選ぶことが、最終的に会社を大きなリスクから守ることになります。

成果を出すための「生きたサイト」への転換

放置されたホームページを「資産」に変えるためには、現状の課題を整理し、今の時代に合った形に作り替える必要があります。といっても、ただデザインを新しくすれば良いというわけではありません。今のビジネスにおいてホームページがどのような役割を果たすべきか、改めてゴールを定義し直すことが重要です。

成果を上げているサイトの共通点は、常に「ユーザーの視点」で改善が繰り返されていることです。顧客が抱えている悩みは何か、それに対して自社はどのような解決策を提供できるのか。その答えが、スマートフォンでもPCでも、ストレスなく読み取れるように設計されている必要があります。名古屋のような競合の多い地域でWEB制作を検討するなら、地域特有のニーズや商習慣を理解した上で、自社独自の強みをどう表現するかが鍵を握ります。

また、運用のしやすさも欠かせない要素です。社内でニュースやお知らせを簡単に更新できる仕組みを整えることで、情報の鮮度を保ちやすくなります。小さな更新の積み重ねが、検索エンジンからの信頼を生み、ひいては顧客からの信頼に繋がっていきます。

ホームページを活性化させるためのステップ

放置状態を脱し、集客に貢献するサイトにするために意識したいポイントを整理します。

  • 現在のサイトのアクセス状況を解析し、どこでユーザーが離脱しているか把握する
  • 自社の強みを「顧客のメリット」に変換し、分かりやすい言葉でキャッチコピーを作る
  • 施工事例やお客様の声など、信頼を証明するためのコンテンツを定期的に追加できる体制を作る
  • プロによる撮影やライティングを活用し、素材の質を上げることでサイト全体の格を高める
  • 改善した後の成果(問い合わせ数など)を計測し、さらに次の改善へ繋げるサイクルを作る

ホームページは、会社と共に成長していくべきものです。一度作った型に縛られるのではなく、世の中の変化や顧客の反応に合わせて、柔軟にアップデートを繰り返していく姿勢が求められます。古くなったサイトを見直すことは、今の自社のビジネスを再定義し、新しいチャンスを掴むための絶好の機会でもあります。

まとめ

ホームページを古いまま放置することは、集客の機会損失だけでなく、ブランド毀損やセキュリティ事故という大きなリスクを抱え続けることでもあります。あなたの会社の魅力が正しく伝わる「生きたホームページ」へと作り替え、WEBを強力な営業パートナーに変えていきましょう。


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋をはじめ、東京や大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
また、webデザインをはじめとしたクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO名古屋」を運営しています。

【許認可】

一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他

【有資格】
愛知県 競争入札参加資格、名古屋市 競争入札参加資格、全国 競争入札参加資格、全省庁 競争入札参加資格 他