- コラム
成果が出ている企業サイトに共通する5つの特徴
せっかく費用をかけてホームページ制作を行ったのであれば、やはり目に見える成果が欲しいものです。しかし、世の中には「公開しただけで満足してしまっているサイト」と「24時間365日休まずに問い合わせを呼び込んでくるサイト」の2種類がはっきりと存在します。この違いは、単にデザインがおしゃれかどうかといった表面的な問題ではありません。
名古屋などのビジネスが活発な地域で、競合他社を抑えて成果を上げている企業のサイトには、明確な共通点があります。それは、徹底した顧客視点と、公開後の運用に対する姿勢です。WEB制作を成功させるためには、技術的な側面も大切ですが、それ以上に「誰に何を伝えて、どう動いてもらいたいか」という戦略がどれだけ練られているかが重要になります。
もし、今のサイトから思うように反響が得られていないのであれば、成功しているサイトが当たり前のように取り入れている要素が欠けているのかもしれません。これからお伝えする5つの特徴を自社のサイトと照らし合わせることで、改善すべきポイントが浮き彫りになるはずです。
目次
1. ユーザーの悩みに即座に答える「キャッチコピー」と「導線」
成果を出しているサイトは、トップページを開いた瞬間に「何をしている会社か」「自分にどんなメリットがあるか」が直感的に伝わります。ユーザーは非常にせっかちです。検索結果からサイトに訪れて、わずか数秒でそのサイトを読み進めるかどうかを判断します。ここで抽象的な言葉や、自己満足なメッセージが並んでいると、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
例えば、名古屋で製造業を営んでいる会社であれば「独自の技術で未来を拓く」といった曖昧な表現ではなく、「最短3日で試作完了。小ロットから対応可能な精密旋盤加工」といった、具体的な強みを打ち出すべきです。このように、ユーザーが抱えている具体的な課題に対して「解決策はここにある」と一瞬で理解させることが、WEB制作における最初の勝負どころとなります。
また、優れたサイトはユーザーを迷わせません。情報を得た後に「次に何をすればいいか」が明確に示されています。資料請求なのか、無料見積もりなのか、あるいは電話相談なのか。ユーザーの心理状態に合わせて、最適なタイミングで背中を押すボタン(CTA)が配置されていることが、高い成約率(コンバージョン率)に繋がっています。
ユーザーの離脱を防ぎ、アクションを促すための構成要素
サイトを訪れた人をスムーズに問い合わせへと導くためには、以下の要素を整理して配置する必要があります。
- サイトの顔となるトップページ上部に、ターゲットの悩みを解決することを宣言する一文を載せる
- ユーザーが知りたい情報(サービス内容、事例、料金)へワンクリックでたどり着けるメニュー設計
- 読み進める途中に、適切なタイミングで「無料相談はこちら」などの誘導ボタンを差し込む
- どのページにいても、すぐに連絡先が見つかるようにヘッダーやフッターを固定する
- スマホで閲覧した際、片手でストレスなく操作できるボタンの大きさと配置を徹底する
多くの会社が「かっこいいサイト」を作ろうとしますが、成果を出す会社は「使いやすいサイト」を作ります。ユーザーが求める情報を先回りして提供し、流れるように問い合わせへと繋げる設計こそが、ホームページ制作の本質です。
2. 徹底的な「情報の透明性」による信頼構築
インターネット上での取引において、最大の壁となるのは「不信感」です。顔の見えない相手に仕事を依頼したり、高い買い物をするのは誰だって勇気がいります。成果を上げているサイトは、このユーザーの不安を先回りして解消するために、徹底的に情報を公開しています。
具体的には、実際にサービスを利用した「お客様の声」や、過去の「施工・導入事例」が豊富に掲載されていることが挙げられます。それも単にロゴを並べるだけでなく、どのような課題を抱えていたお客様が、自社のサービスによってどう変わったのかというプロセスを詳しく紹介しています。名古屋の地域密着型企業であれば、地元の具体的な事例を載せることで、近隣のユーザーに圧倒的な安心感を与えることができます。
また、意外と多くの企業が躊躇してしまう「価格」や「スタッフの顔」についても、成果を出しているサイトほど積極的に公開しています。不透明な部分をなくし、手の内をさらけ出すことが「この会社なら誠実に対応してくれそうだ」という信頼感に直結し、結果として問い合わせのハードルを下げることになるのです。
信頼を勝ち取り、問い合わせ率を向上させるためのコンテンツ
ユーザーの「騙されたくない」という心理を「安心」に変えるために、以下のコンテンツを充実させましょう。
- 実際に利用した顧客が実名や顔写真付きで語る、具体的でリアルな満足度の声
- 失敗談や苦労した点も含めて、どのように課題を解決したかがわかる詳細な実績レポート
- 代表者やスタッフが実際に働いている姿、笑顔の写真、仕事に対する想いを込めたプロフィール
- 問い合わせから納品までのステップを、図解を用いて分かりやすく解説したフロー図
- 契約後の保証内容やアフターサポート、万が一の際の対応方針についての明文化
情報の透明性を高めることは、冷やかしの顧客を遠ざけ、自社の価値を理解してくれる良質な見込み客だけを引き寄せるフィルターの役割も果たします。WEB制作の段階から、どれだけ「証拠」となる事実を集められるかが、公開後の成果を大きく左右します。
3. スマートフォン閲覧を前提とした「スマホファースト」の設計
今や、ビジネスのあらゆる場面でスマートフォンが主役です。BtoBの取引であっても、担当者は移動中や会議の合間にスマホで情報を収集します。成果を出している企業のサイトは、PCで見やすいのはもちろんのこと、スマホでの操作性が極限まで追求されています。
「スマホでも見られる」レベルと「スマホで使いやすい」レベルには、天と地ほどの差があります。文字が小さすぎて拡大しないと読めない、ボタンが密集していて押し間違える、ページの読み込みが遅くてイライラする。こうした小さなストレスが積み重なると、ユーザーは二度とそのサイトに戻ってきません。
WEB制作の現場では「レスポンシブデザイン」という手法が一般的ですが、単に画面サイズを合わせるだけでなく、スマホ特有の操作感を意識した設計が求められます。例えば、親指が届きやすい位置に電話ボタンを置く、スクロールしやすいように余白を十分に取る、といった細かな配慮の積み重ねが、最終的な問い合わせ数に大きな差を生みます。
スマホユーザーの満足度を高めるためのチェックポイント
自社のサイトをスマートフォンで操作してみて、以下の項目に不備がないか厳しくチェックしてください。
- ページを開いてから3秒以内にメインの内容が表示されるか(速度は命です)
- 電話番号をタップして、そのままスムーズに発信画面に切り替わるか
- お問い合わせフォームがスマホの画面幅に最適化され、入力しやすいか
- 重要なキャッチコピーが、画面をスクロールしなくても最初に目に入るか
- 文章が長すぎて画面が文字で埋まっていないか(適度な改行と画像配置)
Googleもスマートフォンでの利便性を検索順位の重要な指標としています。スマホ対応を徹底することは、ユーザーのためだけでなく、SEO(検索エンジン最適化)対策としても不可欠な戦略です。今の時代、スマホで使いにくいサイトは、インターネット上に存在しないのと同じだと考えるべきです。
4. 専門家としての知見を惜しみなく出す「コンテンツの蓄積」
成果を出しているサイトは、単なる会社案内で終わっていません。その業界のプロとして、ユーザーの役に立つ情報を継続的に発信しています。いわゆる「コンテンツSEO」と呼ばれる手法ですが、これを愚直に続けているサイトは、時間が経つほど強力な集客力を発揮するようになります。
例えば、リフォーム会社であれば「失敗しない業者の選び方」や「最新の補助金制度の解説」など、顧客が知りたい情報をコラムとして掲載します。ユーザーは自分の悩みを解決するために検索をします。その答えがあなたのサイトにあれば、その瞬間に「この会社は詳しい」「信頼できる専門家だ」という認知が生まれます。
また、こうした記事が増えるほど、サイト全体の専門性が高まり、Googleなどの検索エンジンからも高く評価されるようになります。「名古屋 ホームページ制作」といった直接的なキーワードだけでなく、周辺の悩みに関連するキーワードからもアクセスが流入するようになるため、広告費をかけなくても自動的に見込み客が集まる仕組みが構築されます。
資産となるコンテンツを積み上げるためのヒント
忙しい業務の合間でも、無理なく「役に立つ情報」をサイトに蓄積していくための考え方です。
- 営業マンやカスタマーサポートが、普段お客様から受けている質問とその回答をそのまま記事にする
- 業界の最新ニュースや法改正について、自社なりの見解や注意点をプロの視点で解説する
- 自社の技術やこだわりについて、なぜそのやり方をしているのかという理由を深掘りして書く
- 施工や納品の現場で気づいたこと、トラブルを回避するためのアドバイスなどを日記形式で綴る
- 過去の古い記事を定期的に見直し、最新の情報にアップデートして情報の正確性を保つ
こうした情報の蓄積は、公開してすぐには大きな変化が見られないかもしれません。しかし、半年、1年と続けていくうちに、それは他社には決して真似できない唯一無二の「営業資産」となります。WEB制作は公開がゴールではなく、そこから情報を積み上げていくことが、成功への唯一の道です。
5. 公開後の「データ分析」と「継続的な改善」
最後に、最も重要なのが「公開してからの動き」です。成果を出している企業は、サイトを公開した後に必ずデータを確認し、修正を繰り返しています。最初から完璧なサイトを作るのは不可能ですが、ユーザーの反応を見ながら「正解」に近づけていくことは可能です。
Googleアナリティクスなどの解析ツールを使えば、どのページがよく見られているのか、どこでユーザーが離脱しているのかが手に取るように分かります。例えば、お問い合わせフォームまでは多くの人がたどり着いているのに、送信完了まで至っていないのであれば、フォームの入力項目が多すぎて嫌がられている可能性があります。こうした仮説を立てて改善を行うサイクルが、サイトの成果を最大化させます。
名古屋で成長している企業ほど、WEB制作会社と二人三脚で、月次のレポートを確認したり、季節に合わせたコンテンツの追加を行ったりしています。ホームページを「看板」ではなく「生き物」として扱い、常にブラッシュアップし続ける姿勢こそが、競合他社を突き放す最大の要因です。
サイトを成長させるためのPDCAサイクルの回し方
放置されたサイトにならないために、以下の運用ルールを社内で決めておくことをお勧めします。
- 月に一度、アクセス数や問い合わせの経路を振り返るミーティングを行う
- 最も読まれているページを特定し、その内容をさらに充実させる
- 問い合わせに繋がらなかった原因(離脱箇所)を特定し、ボタンの色や文章を修正する
- 競合他社のサイトを定期的にチェックし、自社に足りない情報があれば追加する
- サーバーのセキュリティやシステムの更新を怠らず、常にサイトの安全性を保つ
WEB制作は、一度作れば終わりという魔法の杖ではありません。しかし、データに基づいた改善を地道に繰り返せば、必ず結果で応えてくれる投資でもあります。5年後、10年後も戦えるサイトにするためには、この「運用の習慣」を社内に根付かせることが何よりの近道です。
まとめ
成果が出ている企業サイトには、「ユーザーを迷わせない親切さ」「嘘のない誠実な情報」「スマホでの使いやすさ」「役に立つ知識の提供」、そして「データに基づく改善」という5つの特徴が備わっています。これらはどれも特別なことではありませんが、すべてをやり遂げるには根気と戦略が必要です。あなたの会社の魅力を最大限に引き出し、本気で成果を狙うホームページ制作を始めてみませんか。
投稿者プロフィール

株式会社デジタルダイブ サービス担当者
1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋をはじめ、東京や大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
また、webデザインをはじめとしたクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO名古屋」を運営しています。
【許認可】
一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他
【有資格】
愛知県 競争入札参加資格、名古屋市 競争入札参加資格、全国 競争入札参加資格、全省庁 競争入札参加資格 他