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【ホームページ制作】Web広告を出す前に必ず整えるべきホームページの条件

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「売上を伸ばすためにWeb広告を検討している」「広告代理店から提案を受けている」という経営者やWEB担当者の方は非常に多いです。しかし、高額な広告費を投入する前に、一度立ち止まって自社のホームページを確認してみてください。実は、広告を出して成果が出るかどうかは、広告自体の質よりも、リンク先となるホームページの完成度に左右されるといっても過言ではありません。

ホームページ制作が不十分なまま広告を配信するのは、穴の開いたバケツに水を注ぎ続けるようなものです。どれだけ多くのアクセスを集めたとしても、受け皿となるサイトが魅力的でなければ、ユーザーはすぐに離脱し、広告費だけが消えていくことになります。名古屋のような激戦区でビジネスを展開している場合、ユーザーの目は肥えており、不親切なサイトに対しては非常にシビアです。

Web広告は、あくまで「認知を広げるための手段」です。最終的にユーザーの不安を解消し、成約(コンバージョン)へと導くのはホームページの役割です。広告運用で失敗し、大切な予算を無駄にしないために、最低限整えておくべきWEB制作の条件について詳しく見ていきましょう。

1. 広告内容と「ファーストビュー」の整合性

Web広告をクリックしたユーザーが最初に目にする画面を「ファーストビュー」と呼びます。広告運用の成功において最も重要なのは、広告のキャッチコピーと、クリックした後に表示されるページ(ランディングページ)の内容が一致していることです。ここがズレていると、ユーザーは「思っていたのと違う」と判断し、わずか数秒でサイトを閉じてしまいます。

例えば、「名古屋で最短即日のホームページ制作」という広告を見てクリックしたのに、表示されたページのトップに「創業50年の信頼と実績」としか書かれていなかったらどうでしょうか。ユーザーは「即日対応」についての情報を探しているのに、その答えがすぐに見つからなければ離脱の原因になります。広告を出す前に、広告で伝えているメリットが、サイトの最も目立つ場所に明文化されているかを確認する必要があります。

WEB制作の段階から、広告運用を見据えた設計を行うことは非常に効果的です。特定のターゲットに向けて広告を出すのであれば、そのターゲットが抱える悩みに対する「答え」が、スクロールしなくても目に飛び込んでくるような構成を目指しましょう。情報の不一致をなくすだけで、広告のクリック単価に対する成果は劇的に改善されます。

広告の受け皿としてチェックすべき改善ポイント

ユーザーを迷わせず、スムーズに内容を理解してもらうためには以下の要素が不可欠です。

  • 広告で使ったキーワードやキャッチコピーを、ページ最上部の見出しにも採用する
  • ユーザーが解決したい課題を「問いかけ」として配置し、共感を得る
  • 自社のサービスが提供できる解決策を、一目でわかる簡潔な言葉で提示する
  • 信頼を補完する要素(実績数、受賞歴、顧客満足度など)をロゴやアイコンで視覚化する
  • ページの読み込み速度を最適化し、クリック後の待ち時間を最小限に抑える

バケツの穴を塞ぐ作業の第一歩は、この「言っていること(広告)」と「見せているもの(サイト)」を一致させることです。WEB制作のプロの視点から見れば、ここを整えるだけで広告の費用対効果(ROAS)が2倍、3倍と変わるケースも少なくありません。

2. スマートフォンでの「圧倒的な使い勝手」の確保

BtoBビジネスであっても、今やWeb広告のクリックの半分以上、業種によっては8割以上がスマートフォンからです。PC画面での見栄えだけにこだわってホームページ制作を行っていると、広告経由で訪れたスマホユーザーの多くを逃してしまうことになります。スマホでの使い勝手(UI/UX)が悪いサイトへの広告配信は、予算を捨てているのと同じ状況だと言わざるを得ません。

スマホユーザーはPCユーザーよりもさらにせっかちです。文字が小さくて読みづらかったり、ボタンが押しにくかったりするだけで、すぐにストレスを感じます。また、入力項目の多いお問い合わせフォームは、スマホでは非常に敬遠されます。広告を出す前に、自分自身のスマートフォンで自社サイトを操作し、一人の顧客としてストレスなく最後までたどり着けるかを確認してください。

名古屋の企業様でも、広告経由の離脱率が高い原因を調査すると、実は「スマホだとフォームのボタンが反応しづらかった」といった単純な技術ミスであることがあります。WEB制作の品質が、広告の成否を握っているのです。最新のデバイス環境に合わせた最適化は、広告を出すための「入場チケット」のようなものだと考えましょう。

スマホユーザーの成約率を最大化させる設定

広告費を無駄にしないために、スマホ閲覧時に必ず実装しておきたい機能は以下の通りです。

  • 画面の下部に、常に「電話」や「問い合わせ」のボタンを固定表示(追従)させる
  • 住所をタップするとGoogleマップが、電話番号をタップすると発信画面が起動するように設定する
  • お問い合わせフォームの入力項目を極限まで削り、必須項目を3〜5個程度に抑える
  • 画像を軽量化し、4G環境などの不安定な回線でもサクサク表示されるようにする
  • 郵便番号からの住所自動入力機能を備え、ユーザーの手間を徹底的に排除する

こうした細かな配慮の積み重ねが、広告をクリックした後の「一歩」を促します。広告運用は「集客」ですが、WEB制作は「おもてなし」です。訪れたゲストを快適に案内する仕組みが整って初めて、広告はその真価を発揮します。

3. 不安を確信に変える「客観的な証拠」の充実

Web広告を通じて初めてあなたの会社を知るユーザーは、あなたのことを全く信頼していません。むしろ「この広告、本当かな?」と疑いの目を持っています。その不信感を取り除き、申し込みや問い合わせというアクションに繋げるためには、言葉だけではない「客観的な証拠」をサイト内に提示しなければなりません。

具体的には、実際にサービスを利用した「お客様の声」や、過去の「施工・導入実績」です。これらが不足しているホームページに広告を出しても、ユーザーは「実態がよく分からない」という理由で離脱します。特に名古屋のような地域性の強いエリアでは、「地元での評判」が大きな安心材料になります。実際に作業している風景や、スタッフの顔が見える写真が掲載されていることは、非常に強力な武器になります。

証拠を提示する際は、成功した結果だけでなく「お客様がどのような悩みを抱えていたか」というプロセスを見せるのがコツです。広告で自分の悩みと同じキーワードを見つけたユーザーが、サイト内で自分と同じような境遇の人の成功事例を見つければ、それは一気に「自分事」となり、問い合わせへの意欲が高まります。WEB制作とは、こうした信頼のストーリーを構築する作業でもあります。

信頼を裏付けるために掲載すべきコンテンツ

ユーザーの背中を最後に押すために、以下の要素を必ずサイトに組み込んでください。

  • 実際に利用した顧客の直筆アンケートや、顔写真付きのインタビュー記事
  • 過去の具体的な案件数や、創業年数などの嘘偽りのない数字データ
  • メディアへの掲載実績や、公的な認定証、資格保有者の紹介
  • 施工やサービスのビフォーアフターを、高品質な写真で比較したもの
  • 代表者の顔写真と、なぜこの事業を運営しているのかという情熱的なメッセージ

「実績はこれから積み上げる段階だ」という場合でも、嘘を付く必要はありません。今できる最大限の丁寧な説明や、お客様への向き合い方を文章にするだけで、誠実さは伝わります。広告費をかける前に、自社のサイトに「他人から見て納得できる根拠」が十分にあるかを厳しくチェックしてください。

4. 迷わせない「単一のゴール」の設定

ホームページ制作を行う際、どうしても「あれもこれも」と情報を盛り込みたくなりますが、Web広告の受け皿となるページにおいては、これは逆効果になることが多いです。ユーザーに与える選択肢が多すぎると、人間は判断を先延ばしにし、結果として何もしないままサイトを去ってしまうからです。

これを「ジャムの法則(選択のパラドックス)」と呼びます。例えば、ひとつのページに「メルマガ登録」「最新ニュースの閲覧」「社長のブログ」「お問い合わせ」といった複数のリンクが混在していると、ユーザーの意識が分散してしまいます。広告を出す際のページは、ユーザーに取ってほしい行動を「お問い合わせ」なら「お問い合わせ」のひとつに絞り込み、そこへ向けて一直線に情報を構成すべきです。

広告の目的が資料請求なのか、来店予約なのか、あるいは電話相談なのか。その「ゴール」を明確にし、サイト内の他の不要なリンク(例えば外部サイトへのリンクや、あまり関係のない下層ページへのボタン)を思い切って削る勇気が必要です。WEB制作における「引き算の美学」が、広告の成約率を劇的に高める秘訣となります。

ゴールへ導くためのページ構成の工夫

ユーザーの視線を迷わせず、最短距離で成約へ導くためのレイアウトのポイントです。

  • ページ内のあちこちに、目立つ色やデザインで「ゴールへのボタン」を配置する
  • 他のページへ移動してしまうトップメニュー(ナビゲーション)をあえて非表示にする
  • サービスに関する疑問をその場で解消できるよう、フォームの直前にFAQを置く
  • 「今だけ無料」「期間限定の特典」など、今すぐ行動すべき理由を提示する
  • フォーム送信後の「完了画面(サンクスページ)」で、その後の流れを伝えて安心させる

広告は、特定の目的を持ったユーザーを呼び寄せるものです。その目的を達成させることだけに集中したサイト構成こそが、最も効率よく広告費を成果に変えてくれます。無駄な情報を削ぎ落とし、最短ルートでお客様と繋がるためのWEB制作を意識しましょう。

まとめ

Web広告は魔法ではありません。その効果を最大限に引き出すのは、整合性の取れたファーストビュー、スマホでの使いやすさ、信頼の証拠、そして迷わせないゴール設定という「ホームページ側の準備」です。広告を出すことが目的ではなく、広告を通じて新しい顧客と出会い、売上を作ることが目的のはずです。大切な予算を無駄にしないために、まずは自社のサイトがその重責に応えられる状態にあるか、プロの視点で見直してみることから始めてみませんか。


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋をはじめ、東京や大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
また、webデザインをはじめとしたクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO名古屋」を運営しています。

【許認可】

一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他

【有資格】
愛知県 競争入札参加資格、名古屋市 競争入札参加資格、全国 競争入札参加資格、全省庁 競争入札参加資格 他