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ホームページのデザイン変更がSEO順位を下げてしまうリスクと回避策

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ホームページのデザイン変更がSEO順位を下げてしまうリスクと回避策

「ホームページが古くなってきたから、そろそろデザインを一新したい」と考えるのは、WEB運用において自然な流れです。名古屋の企業様でも、リブランディングやスマホ対応の強化を機にリニューアルを決断されるケースが多くあります。

しかし、注意しなければならないのが「見た目を変えるだけ」のつもりが、意図せずSEO順位を大きく下げてしまうリスクです。検索エンジンはデザインの美しさだけでなく、その裏側にある構造や情報の繋がりを評価しているため、リニューアル時の不手際が致命傷になることもあります。

本記事では、デザイン変更時に陥りやすいリスクと、順位を落とさないための回避策を解説します。

デザイン変更で検索順位が下がってしまう主な原因

「見た目が良くなったのになぜ順位が下がるのか」と不思議に思うかもしれません。多くの場合、原因はデザインそのものではなく、リニューアルに伴う「データの欠落」や「構造の変化」にあります。

特に、制作会社に任せきりにしてしまい、SEOの引き継ぎが不十分だった場合に以下のような問題が発生します。

  • URLの変更とリダイレクト漏れ:ページのURLが変わったのに、古いURLから新しいURLへの転送(301リダイレクト)が行われていないと、これまでの評価がリセットされてしまいます。
  • コンテンツの削減:デザインをスッキリさせるために、これまで検索評価に貢献していたテキスト情報を削りすぎてしまう。
  • 内部リンクの消失:関連ページ同士を繋いでいたリンクがなくなると、Googleのクローラーが巡回しにくくなります。
  • HTMLタグの不適切な書き換え:見出しタグ(H1〜H3)の順序がバラバラになったり、重要なキーワードがタグから漏れたりすることで、検索エンジンが内容を理解できなくなります。

名古屋で地域キーワードを狙っているサイトの場合、地域名を含んだ重要なテキストが画像に置き換わってしまうだけでも、順位に悪影響を及ぼすことがあります。

順位下落を最小限に抑えるためのリニューアル手順

せっかくの投資であるリニューアルを成功させるためには、公開前の徹底した準備が欠かせません。デザイン制作と並行して、SEOの資産をどう守るかの設計図を引く必要があります。

以下のステップを意識することで、順位の下落リスクを最小限に抑えられます。

  • 現行サイトの評価指標をリストアップする:現在、どのページがどのキーワードで流入しているかを事前に把握し、そのページの主要な要素を新サイトでも維持します。
  • 301リダイレクトを確実に実施する:URLが変わる場合は、1対1で新URLへ評価を引き継ぐ設定を行います。これはSEOにおいて最も重要な工程の一つです。
  • 表示速度の最適化:高画質な画像を使いすぎると読み込みが遅くなり、Googleの評価(コアウェブバイタル)を下げる原因になります。
  • スマホファーストの徹底:現在はモバイルサイトの出来が評価の基準です。PCのデザインだけでなく、スマホでの使いやすさを最優先に設計します。

これらの対策を行うことで、Googleに対して「このサイトは改善された新しいバージョンですよ」と正しく伝えることができます。

デザインとSEOを両立させる「コンテンツ」の守り方

「おしゃれなサイトにしたいけれど、SEOのために文字をたくさん入れなければいけない」というジレンマを感じるWEB担当者様は多いでしょう。しかし、今の検索エンジンは、単に文字が多いことよりも「情報の整理のされ方」を重視しています。

デザイン性を損なわずに、SEO評価を維持・向上させるための工夫はいくつかあります。

  • アコーディオンやタブの活用:詳細な解説文は、必要に応じて開閉できる仕組みにすることで、見た目をスッキリさせつつテキスト情報を保持できます。
  • 画像には必ず代替テキスト(alt属性)を入れる:文字情報を画像化した場合は、必ずその内容をテキストとして裏側に持たせます。
  • 情報の階層を明確にする:デザイン的な強弱だけでなく、見出しタグを使って情報の重要度を検索エンジンに示します。
  • 一貫したナビゲーション:ユーザーが迷わない構造を作ることは、Googleからの「使いやすいサイト」という評価に直結します。

名古屋のビジネスシーンでは、信頼感のあるデザインと、必要な情報がすぐに見つかる機能性の両立が求められます。見た目の美しさにこだわりつつ、これまでに積み上げてきた「検索エンジンの評価」という資産をしっかり引き継ぐことが大切です。

まとめ

ホームページのデザイン変更は、正しく行えば集客力を大きく伸ばすチャンスですが、一歩間違えるとこれまでの努力が水の泡になってしまうリスクも孕んでいます。大切なのは、見た目を変えることと、情報を整理することを切り離して考えないことです。

リニューアルを検討される際は、デザインの好みだけでなく「今のSEO評価をどう維持するか」という視点を必ず持って進めてください。事前の調査と適切な設定さえあれば、順位を下げることなく、より強固なホームページへと生まれ変わらせることが可能です。

「今の順位を保ったままリニューアルしたい」「新しいデザイン案がSEO的に問題ないか見てほしい」といったご不安があれば、プロの視点でアドバイスさせていただきます。


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋をはじめ、東京や大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
また、webデザインをはじめとしたクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO名古屋」を運営しています。

【許認可】

一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他

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