- コラム
パソコンで「コピー&貼り付け」ができない時の対処法
「コピーしたはずなのに貼り付けられない」「Ctrl+Cを押しても反応しない」「急にコピペができなくなった」——作業中にこんなトラブルが起きると、非常に困りますよね。
コピー&貼り付け(コピペ)ができなくなる原因はいくつかあり、多くの場合は簡単な操作で解決できます。この記事では、コピペができない時の原因と、今すぐ試せる対処法を順番に解説します。
目次
コピー&貼り付けができない主な原因
まず、なぜコピペができなくなるのか、主な原因を把握しておきましょう。
① 一時的なシステムの不具合 Windowsやアプリの一時的なエラーで、クリップボード(コピー内容を保存する場所)が正常に動作しなくなることがあります。最も多い原因です。
② コピー元の制限 Webサイトやアプリによっては、コピーを禁止している場合があります。著作権保護などの理由で、テキストや画像をコピーできないよう設定されているケースです。
③ 特定のアプリの不具合 特定のアプリだけでコピペができない場合、そのアプリ自体に問題があることがあります。
④ クリップボードの容量オーバー 大量のデータや非常に大きな画像をコピーしようとすると、クリップボードが処理しきれずにエラーになることがあります。
⑤ 常駐ソフトの干渉 クリップボード管理ソフトやセキュリティソフトが、コピペの動作に干渉していることがあります。
対処法①|別の方法でコピー&貼り付けを試す
まず、コピペの操作方法を変えて試してみましょう。ショートカットキーが効かない場合でも、別の方法なら動作することがあります。
右クリックメニューから試す コピーしたい部分を選択して右クリック→「コピー」を選択。貼り付けたい場所で右クリック→「貼り付け」を選択します。
メニューバーから試す アプリのメニューバーにある「編集」→「コピー」「貼り付け」を試します。
ショートカットキーを試す
- コピー:Ctrl+C
- 貼り付け:Ctrl+V
ショートカットキーが効かない場合は、右クリックメニュー、それも効かない場合はメニューバーという順で試すと、どこに問題があるか切り分けられます。
対処法②|パソコンを再起動する
一時的なシステムの不具合が原因の場合、パソコンを再起動するだけで解決することが非常に多くあります。
「スタートメニュー」→「電源」→「再起動」を選び、起動後に再度コピペを試してみましょう。クリップボードやシステムの状態がリセットされ、正常に動作するようになることがほとんどです。
対処法③|クリップボードをリセットする(Windows)
再起動せずにクリップボードだけをリセットする方法もあります。
別の内容をコピーしてみる
まず、別の場所で適当な文字を選択してコピー(Ctrl+C)してみましょう。クリップボードに新しい内容が入ることで、正常に動作するようになることがあります。
クリップボード履歴をクリアする
STEP 1:「設定」→「システム」→「クリップボード」を開く
STEP 2:「クリップボードのデータをクリア」の「クリア」ボタンをクリックする
これでクリップボードの中身がリセットされます。その後、再度コピペを試してみましょう。
コマンドでクリップボードをクリアする
「Windowsキー+R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、以下を入力してEnterを押すとクリップボードがクリアされます。
cmd /c echo off | clip
対処法④|問題のあるアプリを再起動する
特定のアプリだけでコピペができない場合は、そのアプリを一度完全に終了してから再起動しましょう。
たとえばWordだけでコピペができない場合は、Wordを閉じて開き直します。アプリの一時的な不具合が原因であれば、これで解決することがあります。
Excelでコピペが効かない場合は、「別のセルを選択してからコピーし直す」「フィルターを解除する」などで解決するケースもあります。
対処法⑤|「rdpclip.exe」を再起動する(リモートデスクトップ使用時)
リモートデスクトップ接続を使っている時にコピペができなくなる場合は、「rdpclip.exe」というプログラムが原因のことがあります。
STEP 1:「Ctrl+Shift+Esc」でタスクマネージャーを開く
STEP 2:「詳細」タブで「rdpclip.exe」を探して選択し、「タスクの終了」をクリックする
STEP 3:「ファイル」→「新しいタスクの実行」で「rdpclip.exe」と入力して実行する
これでリモート環境でのコピペが復活することがあります。
対処法⑥|常駐ソフト・セキュリティソフトを確認する
クリップボード管理ソフトやセキュリティソフトがコピペの動作に干渉している場合があります。
思い当たる常駐ソフトがあれば、一時的に終了させてからコピペを試してみましょう。改善した場合は、そのソフトが原因です。ソフトの設定を見直すか、常駐を解除することで解決できます。
対処法⑦|コピー元が制限されていないか確認する
特定のWebサイトやPDF・アプリでコピーができない場合、コピー元がコピーを禁止している可能性があります。
Webサイトの場合 著作権保護のため、右クリックやテキスト選択を無効にしているサイトがあります。この場合、そのサイトの仕様のためコピーはできません。
PDFの場合 PDFにコピー制限(セキュリティ設定)がかかっていると、テキストをコピーできません。作成者に制限の解除を依頼する必要があります。
この場合はパソコン側の問題ではないため、他の場所(メモ帳やWord)では正常にコピペができるかを確認して切り分けましょう。
それでも解決しない場合
上記をすべて試しても改善しない場合は、以下も確認してみましょう。
Windows Updateを確認する システムの更新プログラムが溜まっていると、動作に不具合が生じることがあります。「設定」→「Windows Update」から最新の状態に更新しましょう。
キーボードの故障を疑う(ショートカットが効かない場合) Ctrlキーやその他のキーが物理的に故障している可能性もあります。右クリックメニューからのコピペは効くのに、ショートカットだけ効かない場合は、キーボードの故障も疑ってみましょう。スクリーンキーボード(「Windowsキー+Ctrl+O」)で試すと切り分けられます。
まとめ
コピー&貼り付けができない時の対処法をまとめます。
- 別の方法で試す:ショートカット・右クリック・メニューバーを順に試して問題を切り分ける
- パソコンを再起動する:一時的な不具合はこれで解決することが多い
- クリップボードをリセットする:別の内容をコピーする・履歴をクリアする
- 問題のアプリを再起動する:特定アプリだけの不具合の場合
- リモートデスクトップ時はrdpclip.exeを再起動する
- コピー元の制限を確認する:Webサイト・PDFの制限が原因の場合もある
多くの場合、再起動やクリップボードのリセットで解決します。まずは別の方法でコピペを試して、どこに問題があるかを切り分けることから始めましょう。
投稿者プロフィール

株式会社デジタルダイブ サービス担当者
1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋をはじめ、東京や大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを1,000サイト以上手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
また、webデザインをはじめとしたクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO名古屋」を運営しています。
【許認可】
一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他
【有資格】
愛知県 競争入札参加資格、名古屋市 競争入札参加資格、全国 競争入札参加資格、全省庁 競争入札参加資格 他