- コラム
OneDrive・Googleドライブ・Dropboxって何が違う?用途別の使い分けを解説
「クラウドストレージを使いたいけど、どれを選べばいいかわからない」「OneDriveとGoogleドライブ、何が違うの?」——こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
OneDrive・Googleドライブ・Dropboxは、どれもインターネット上にファイルを保存・共有できるクラウドストレージサービスです。基本的な機能は似ていますが、連携するサービス・無料容量・得意な用途などに違いがあります。
この記事では、3つのサービスの特徴と違いを比較し、用途別のおすすめの使い分けを解説します。
目次
そもそもクラウドストレージとは
クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーにファイルを保存できるサービスです。パソコンや外付けHDDにデータを保存するのと違い、インターネットがつながっていればどのデバイスからでもアクセスできます。
クラウドストレージの主なメリット
- デバイスが壊れてもデータが消えない
- スマートフォン・パソコン・タブレットで同じファイルを使える
- URLで他の人にファイルを共有できる
- 自動的にバックアップされる
OneDrive・Googleドライブ・Dropboxはいずれも無料で使い始められますが、保存できる容量や利用できる機能が異なります。
3サービスの基本比較
| 項目 | OneDrive | Googleドライブ | Dropbox |
|---|---|---|---|
| 提供元 | Microsoft | Dropbox社 | |
| 無料容量 | 5GB | 15GB | 2GB |
| 有料プランの最安値 | 月額224円〜 | 月額250円〜 | 月額1,200円〜 |
| 連携サービス | Microsoft 365(Word・Excel・Teams) | Googleドキュメント・Gmail・Meet | Zoom・Slackなど |
| 得意なこと | Officeファイルの編集・共有 | Googleサービスとの連携 | ファイル同期の安定性・速度 |
※価格・容量は変更になる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
OneDriveの特徴
Microsoft製品との連携が最大の強み
OneDriveはMicrosoftが提供するクラウドストレージで、Word・Excel・PowerPoint・Teamsなど、Microsoft 365のサービスとの連携が非常にスムーズです。
WordファイルやExcelファイルをOneDriveに保存すると、ブラウザ上でそのまま編集できます。複数人で同じファイルを同時に編集する「リアルタイム共同編集」にも対応しています。
Windowsとの統合が便利
Windows 10・11にはOneDriveが標準で組み込まれており、エクスプローラーからそのままOneDriveのフォルダにアクセスできます。特別な設定をしなくても、デスクトップやドキュメントフォルダを自動同期する設定が可能です。
無料容量は5GB
無料プランの容量は5GBで、3サービスの中では中程度です。Microsoft 365 Personal(月額1,082円)に加入すると1TBに拡張されます。
OneDriveがおすすめな人
- WordやExcelを日常的に使っている人
- Windowsパソコンをメインで使っている人
- Microsoft Teamsを使って社内コミュニケーションをしている人
Googleドライブの特徴
無料15GBとGoogleサービスとの連携が魅力
Googleドライブは3サービスの中で最も無料容量が多く、15GBまで無料で使えます。ただし、GmailやGoogleフォトと容量を共有するため、メールや写真が多い場合は早く埋まることがあります。
Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドといったGoogleの無料オフィスツールとの連携が強みです。Googleドライブに保存したファイルをそのままGoogleドキュメントで開いて編集・共有できます。
ブラウザ上での共同作業がしやすい
Googleドキュメント・スプレッドシートはブラウザ上で複数人がリアルタイムに同時編集できます。URLを共有するだけで相手もすぐに編集に参加できるため、手軽さが際立ちます。
GmailやGoogleカレンダーとの連携
Gmailの添付ファイルをワンクリックでGoogleドライブに保存できたり、Googleカレンダーの会議にドライブのファイルを添付できたりと、Googleのエコシステム内での連携が非常に便利です。
Googleドライブがおすすめな人
- Gmailをメインのメールとして使っている人
- Google Meetでミーティングをする機会が多い人
- 無料で使える容量をできるだけ多くしたい人
- ブラウザだけで完結する作業が多い人
Dropboxの特徴
ファイル同期の速度・安定性が高い
Dropboxはクラウドストレージのパイオニア的存在で、ファイルの同期速度と安定性は3サービスの中でも高く評価されています。変更した部分だけを同期する「差分同期」技術により、大容量ファイルの同期も高速です。
ZoomやSlackとの連携
Dropbox BusinessはZoomやSlackなど多くのビジネスツールとの連携機能が充実しています。Slackのチャンネルにファイルを投稿する際にDropboxからそのまま選択できるなど、ビジネス利用での使いやすさが特長です。
無料容量は2GBと少ない
無料プランの容量は2GBと3サービスの中で最も少なく、個人利用で無料のまま使い続けるには容量が不足しやすいです。本格的に使うには有料プランへの移行が前提になります。
Dropboxがおすすめな人
- 大容量ファイルを頻繁にやり取りする人(動画制作・デザイン業など)
- ZoomやSlackなど多くのツールとの連携を重視する人
- ファイル同期の安定性を最優先にしたい人
用途別のおすすめの使い分け
社内でOfficeファイルを共有・共同編集したい → OneDrive
WordやExcelを使って複数人で作業する場合はOneDriveが最適です。特にMicrosoft 365を会社で契約している場合は、OneDriveが1TBついてくるため追加コストなしで使えます。
Googleのサービスを中心に使っている → Googleドライブ
GmailやGoogleカレンダーを業務に使っている場合は、Googleドライブとの連携がスムーズです。無料15GBを活用できれば、コストゼロで充実した環境を整えられます。
大容量ファイルを安定してやり取りしたい → Dropbox
動画・画像・デザインデータなど大容量ファイルを扱う業種では、同期の安定性が高いDropboxが向いています。
複数のクラウドを使い分けるのが面倒 → Googleドライブ一本に絞る
どれか一つに絞りたいなら、無料容量が最大で、さまざまなデバイスに対応しているGoogleドライブが最も使いやすい選択肢です。
セキュリティ・バックアップの観点から
3サービスとも業界標準の暗号化を採用しており、基本的なセキュリティ水準は確保されています。ただし、重要な企業情報をクラウドに保存する場合は、各サービスのセキュリティポリシーや、社内のIT規定を確認した上で利用しましょう。
また、「クラウドに保存しているから安心」と思いがちですが、誤って削除したファイルの復元期限があります。重要なデータは複数の場所にバックアップする習慣をつけておきましょう。
まとめ
OneDrive・Googleドライブ・Dropboxの違いと使い分けをまとめます。
- OneDrive:Word・Excel・Teamsとの連携が強力。WindowsユーザーやMicrosoft 365利用者に最適
- Googleドライブ:無料15GBと豊富な容量、GmailやGoogleドキュメントとの連携が便利。コスパ重視の方に
- Dropbox:同期の速度・安定性が高く大容量ファイルのやり取りに向く。有料前提での利用がおすすめ
- 迷ったらGoogleドライブ:無料容量が最大で汎用性が高い
すでに使っているサービスのエコシステムに合わせて選ぶのが、最も使いやすい選択肢です。
投稿者プロフィール

株式会社デジタルダイブ サービス担当者
1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋をはじめ、東京や大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを1,000サイト以上手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
また、webデザインをはじめとしたクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO名古屋」を運営しています。
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