- コラム
PDFに文字を書き込む方法|無料ツールでできるテキスト入力手順
「PDFで届いた書類に直接文字を入力したい」「申請書のPDFに書き込んで返送したい」「手書きせずにパソコンで入力したい」——こんなニーズはビジネスの現場でよくあります。
PDFは基本的に「読むためのファイル形式」ですが、無料のツールを使えばテキスト入力・署名・チェックボックスへの入力など、さまざまな書き込みができます。印刷して手書きする手間が省け、きれいに仕上がるのも大きなメリットです。
この記事では、PDFに文字を書き込む方法を、PC・スマートフォン別に無料ツールを使った手順で解説します。
目次
PDFへの書き込みができる主な方法
書き込みの方法は大きく3種類あります。
① テキスト入力(フォーム入力) PDFの入力欄(フォームフィールド)に直接テキストを入力する方法。申請書・アンケート・申込書など、入力欄が設定されているPDFで使います。
② テキストボックスの追加(注釈ツール) 入力欄がないPDFでも、テキストボックスを自由な位置に追加して文字を書き込む方法。
③ 手書き署名・手書き文字の追加 マウスやタッチ操作で手書き風の署名やメモを追加する方法。
【PC・Windows】Adobe Acrobat Readerで書き込む(無料)
Adobe Acrobat Reader(無料)は、PDFへの書き込みに最も信頼性が高いツールです。
フォームフィールドへの入力方法
PDFに入力欄(フォームフィールド)が設定されている場合、Acrobat Readerで開くだけで入力できます。
STEP 1:PDFをAdobe Acrobat Readerで開く
STEP 2:入力欄(フォームフィールド)をクリックすると、そのままテキストが入力できる状態になる
STEP 3:テキストを入力する
STEP 4:「ファイル」→「保存」で保存する
テキストボックスを追加して書き込む方法
入力欄がないPDFに文字を追加したい場合は、注釈ツールを使います。
STEP 1:PDFをAdobe Acrobat Readerで開く
STEP 2:ツールバーの「注釈を追加」をクリックする(表示されない場合は「表示」→「ツール」→「注釈を追加」から開く)
STEP 3:ツールバーに注釈メニューが表示されるので「テキストボックスを追加」をクリックする
STEP 4:文字を入力したい場所をクリックしてドラッグするとテキストボックスが作成される
STEP 5:テキストを入力する
STEP 6:フォントサイズ・色などを右クリックメニューから調整する
STEP 7:「ファイル」→「保存」で保存する
【PC・Windows/Mac】Chromeブラウザで書き込む(無料)
Chromeブラウザに内蔵されているPDFビューアでも、基本的な書き込みができます。アプリのインストール不要で手軽に使えます。
STEP 1:PDFファイルをChromeで開く(ファイルをChromeウィンドウにドラッグ&ドロップするか、右クリック→「プログラムから開く」→「Google Chrome」を選択)
STEP 2:画面右上のツールバーにある「注釈」アイコン(✏️鉛筆マーク)をクリックする
STEP 3:「テキスト」ツールを選択してPDF上の入力したい位置をクリックする
STEP 4:テキストを入力する
STEP 5:編集が終わったら右上の「↓(ダウンロード)」ボタンでPDFを保存する
ChromeのPDFビューアは機能がシンプルなため、複雑な書き込みにはAdobe Acrobat Readerや後述のWebツールがおすすめです。
【PC・ブラウザ】Smallpdf・iLovePDFで書き込む(無料)
ブラウザ上で使えるWebツールを使えば、アプリをインストールせずにPDFへの書き込みができます。
Smallpdf(スモールPDF):https://smallpdf.com/jp/edit-pdf
iLovePDF:https://www.ilovepdf.com/ja/edit-pdf
STEP 1:上記のサイトにアクセスする
STEP 2:「ファイルを選択」またはドラッグ&ドロップでPDFをアップロードする
STEP 3:画面上部のツールバーから「テキスト」を選択する
STEP 4:書き込みたい位置をクリックしてテキストを入力する
STEP 5:フォントサイズ・色・位置などを調整する
STEP 6:「ダウンロード(エクスポート)」ボタンでPDFを保存する
無料プランはファイルサイズや処理回数に制限がある場合があります。また、PDFをオンラインにアップロードするため、機密性の高い文書への使用は避けましょう。
【Mac】プレビューアプリで書き込む(無料・標準搭載)
Macにはプレビューという標準アプリが搭載されており、PDFへの書き込みがそのまま行えます。追加のインストールは不要です。
STEP 1:PDFをプレビューで開く(ダブルクリックで通常はプレビューが開く)
STEP 2:ツールバーの「マークアップツールバーを表示」ボタン(✏️アイコン)をクリックする
STEP 3:マークアップツールバーが表示されるので「テキスト」ボタン(T)をクリックする
STEP 4:書き込みたい位置をクリックするとテキストボックスが追加される
STEP 5:テキストを入力する
STEP 6:「ファイル」→「保存」で保存する
プレビューは署名の作成・追加にも対応しています。「マークアップツールバー」の署名アイコンから、トラックパッドまたはカメラを使って署名を作成し、PDF上の任意の位置に配置できます。
【iPhone】iPhoneの「ファイル」アプリ・マークアップ機能で書き込む(無料)
iPhoneには標準のマークアップ機能があり、インストール不要でPDFに書き込めます。
STEP 1:「ファイル」アプリでPDFを開く
STEP 2:画面右上の「マークアップ(✏️)」アイコンをタップする
STEP 3:ツールバーから「テキスト(T)」ボタンをタップする
STEP 4:書き込みたい位置をタップするとテキストボックスが追加される
STEP 5:テキストを入力する。フォント・サイズ・色も変更できる
STEP 6:完了ボタンをタップして保存する
【Android】Adobe Acrobat(スマホアプリ)で書き込む(無料)
Androidの場合は、Adobe AcrobatのスマホアプリがPDFへの書き込みに最も使いやすいツールです。
STEP 1:Google PlayストアからAdobe Acrobatアプリをインストールする(無料)
STEP 2:アプリを開き、書き込みたいPDFを開く
STEP 3:画面下部のツールバーから「✏️(編集)」アイコンをタップする
STEP 4:「テキスト」ツールをタップして、書き込みたい位置をタップする
STEP 5:テキストを入力する
STEP 6:完了後、「↑(共有)」または「保存」から保存する
書き込んだPDFを送る前に確認すること
テキストが正しい位置にあるか確認する 書き込んだテキストがずれていないか、印刷プレビューや実際の印刷で確認しましょう。特にWebツールは位置がずれることがあります。
保存形式に注意する 一部のツールでは保存時に「注釈あり」「フラット化(テキストを固定)」など保存形式を選べます。相手が編集できないようにしたい場合は「フラット化」で保存しましょう。
機密情報の取り扱いに注意する オンラインのWebツールにアップロードしたファイルはサーバーを経由するため、個人情報や機密情報が含まれるPDFへの使用は避け、ローカルのソフト(Adobe Acrobat Readerやプレビュー)を使いましょう。
まとめ
PDFに文字を書き込む方法をツール別にまとめます。
- Windows(高機能):Adobe Acrobat Reader(無料)→注釈ツールでテキストボックスを追加
- Windows/Mac(手軽):Chromeブラウザ内蔵のPDF注釈機能
- ブラウザ(インストール不要):Smallpdf・iLovePDF(機密文書には不向き)
- Mac(標準搭載):プレビューアプリのマークアップ機能(署名にも対応)
- iPhone(標準搭載):ファイルアプリのマークアップ機能
- Android:Adobe Acrobatアプリ(無料)
まずは使っているデバイスに合ったツールを試してみましょう。多くの場合、追加のインストールなしに書き込める方法があります。
投稿者プロフィール

株式会社デジタルダイブ サービス担当者
1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋をはじめ、東京や大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを1,000サイト以上手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
また、webデザインをはじめとしたクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO名古屋」を運営しています。
【許認可】
一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他
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